山桃

台風の風で山桃の実が落ちていた。去年は天候不順のためか山桃の実は小さかったが、今年の実は大きく、立派だ。これまでにないことだ。

山桃の実
山桃の実

また、例年は実が木の枝全体に成ったが、今年は南側の一部分だけで、他の枝には成っていない。その理由は分からない。もしかしたら、近くでぼかし肥や草の堆肥などを作っているので、その下に根が延びていて、一部分だけに養分が供給されたからか?肥料を上げれば大きな実が成るのかもしれない。

絞ってジュースにした。2リットル採れた。ご飯の蒸かし器に入れて手でつぶしながら絞り、ペーパータオルで濾過し、加熱(70℃くらい)して殺菌した。殺菌しなくても問題はないと思うが念のため。気が向いたら、ルバーブと合わせてジャムにしてみよう。

山桃のジュース
山桃のジュース

野菜サラダと山桃ジュース
野菜サラダと山桃ジュース

→2日後にジャムを作った。
隣の兄の畑のブルーベリーが明るんでいた。鳥に食べられてしまうので少し頂いてブルーベリーのジャムと山桃のジャムを作った。
山桃のジャムは、ジュースをとってからではなく、実毎鍋で煮てから、裏ごしして実を取り出した。煮詰めてもなかなか粘性が出ないので、3~4割煮詰めたら、ルバーブと砂糖を入れて粘性を確保。ルバーブの酸味が利いておいしい。ブルーベリーも今度ルバーブを入れてみよう。

ブルーベリー、山桃のジャム
ブルーベリー、山桃のジャム

今まで放任栽培してきた(枝を切りつめたことはあった)が摘果や枝の間引きをして果実を調整したほうがよいようだ。肥料は少なめでよいとのこと(この記事より引用)。
山桃は隔年結果が出やすいらしい。雌雄異株で受粉木が必要とあるが、畑の山桃は1本で実がなる。5月中旬に5葉に1個程度に摘果する。剪定は2~3月に行う。間引き剪定を行う。花芽は前年の春に伸びた枝(春枝(枝は春夏秋に伸びる))に付くので、花芽が付いた枝は切らない。(この記事より引用)

通信販売もあるようだ。1.2Kgで3,600円とか。いい値段だ。友人に送ろうかな。

ついでに野菜について:胡瓜がなり始めた。四葉、相模半白、ときわ。インゲン「成平」は大莢だが、おいしい。箱で苗を作ったが、半分は植傷みして元気がない。インゲンは直播きが良いようだ。

空梅雨、そして台風の雨

梅雨入り宣言されたが6月に入っても、いっこうに雨が降らず、畑の土が乾ききってしまって野菜の生長が悪い。
一雨降ったからと、種まきしたが、そのあと降らないので、毎日水やり。
一昨日(10日)になってようやく台風の影響の雨が降り、今日まで3日続いて、ようやく畑に雨がしみこんだ。
裏の畑は、何時雨が降るか心配だったので、枯れ葉を敷き詰めた。枝豆は乾燥すると実が付かないので。はたして上手く実が着くか。
今年は、枝豆(大豆)を多めに蒔いている。たとえ実がならなくても土が肥えればそれでよい。

苺の収穫(5月4日)
5月4日
苺の畝(5月8日)
苺の畝(5月8日)
去年から苺作りを再開した。ほんの少しだけれど、苺は色も鮮やかで、収穫できると楽しい。短い畝一本で肥料もあまりあげないので収量は少ないが、結構楽しめる。売っている苺よりずっとおいしいです。
草マルチで元気に育つ玉葱(5月8日)
草マルチで元気に育つ玉葱(5月8日)
今年は、玉葱が良くできた。草マルチしたのが良かったようだ。土が乾くと実が大きくならないと本にある。前年は黒いビニールを使用したが、どうも性に合わず使用を止めた。黒ビニールを使うには、畝をきれいに整地して、脇をきちんと土で止めないと風ではがれたり、ビニールが土に密着せずプカプカに浮いてしまったりする。片付けも意外と手間取る。

ビニールをしない場合は、草取りをして、株もとに草マルチする。去年、盛大に生やしてしまった雑草の枯れたのが周囲に沢山あって材料には困らなかった。追肥も自由にできるし、何より気持ちが良い。私の性に合っているようだ。これからも草マルチ方式でいく。草が不足しないようにするのが課題。

玉葱の収穫(6月12日)
玉葱の収穫(6月12日)
化学肥料を使わないで育てた玉葱は甘くておいしい。サラダで食べるのも最高。


ネット3袋の玉葱(6月8日)
ネット3袋の玉葱(6月8日)
保存が利くので、全て自家用にする。ネット5袋に小分けして、軒下に棒を立てかけて吊してある。

サヤエンドウ、グリーンピース、空豆も良くできた。豆類は肥料がいらないのが良い。自然菜園には欠かせない。

サヤエンドウ(5月11日)
サヤエンドウ(5月19日)
グリーンピース(5月19)
グリーンピース(5月19)

空豆、グリーンピース、エンドウの収穫(5月24日)
空豆、グリーンピース、エンドウの収穫(5月24日)
グリーンピースは、莢が莢のつやがなくなって、白っぽくなってくる直前に収穫するととても甘い。生で食べることもできるくらい甘く柔らかい。それから2~3日すると莢が白っぽくなり、甘みは落ちてくるが、でもおいしい。まだ青い莢は、捨てずに煮ると出汁がとれる。軽く茹でて、マヨネーズを付けて食べるとビールのつまみに良い。収穫時期は短く、食べきれないので、莢を剥いて冷凍保存すると、長く保存できて便利。莢のまま野菜室に入れておくと2週間もすると芽が出てくる。芽が出ても食べられる。
空豆も食べ頃の時期が短いし、収穫時期が短期間だ。これも莢を剥いて冷凍保存する。
サヤエンドウは冷凍保存はできるが、解凍すると筋っぽくなっておいしくないので、野菜室で保存し、一生懸命食べる。

ヤモリ(5月8日)
ヤモリ(5月8日)
裏の堆肥置き場で見つけたヤモリ。我が家にヤモリが住んでいるので、その一匹だろう。


裏の池のアヤメ(5月17日)
裏の池のアヤメ(5月17日)
裏の池(といってもビニールシートで造った池でほとんど土で埋まっている)のアヤメ。青いアヤメが終わった後、黄色いアヤメが咲く。


裏のバラ苺(5月17日)
裏のバラ苺(5月17日)
雑草として取ってってしまうがその前に実をつまんで食べる。

寒い

ここ数日、4月下旬にしてはとても寒い。コールドフレームの中は最低気温が5℃を指していた。外はもっと冷えたかも。山沿いは遅霜が降りたかもしれない。
春は、種まきの気がせくが連休までは寒いことがあり、暖かい陽気を好む野菜はまかない方がよい。インゲンは植えてみたものの成長は遅い。茄子、トマト、スイカなどの夏野菜の苗の成長も遅い。スイカの苗が3株ほど葉が黒ずんで、弱ってしまった。寒さのせいかな?
南瓜の苗だけは元気だ。もう植え頃になっているので、まだ寒いけれど、植え付けた。いつものように、ゴミ袋をかぶせた。畝間には米糠を300g位をまちくらつきとして施した。土がそれほど肥えてはいないと思うので、無肥料は避けて、以前うまく行った方法を採用した。袋をかぶせないとウリバエに葉を食い荒らされてしまうのが常。

苗作り(来年の参考に)

セルトレイ蒔きの実験:小さいので水やりを頻繁にする必要がある。ポットに上げるとき、抜き取りにくい。大豆やインゲンは豆が大きく、向かない。半分以上腐ってしまった。大豆やインゲンは直播きが良いようだ。細かい葉物の苗を沢山作るにはよいかもしれない。茄子やトマトなどの苗を温床で作る時にトレイは良いかもしれない。ウリバエが出る時期は寒冷紗が必要。(5/17)


踏み込み温床:R1の位置に作る(日当たりが良いので、コールドフレームは日陰になってきた)。掘り下げない(大変だし、土が出るし、発酵材の追加がしにくい)。木枠(高さ30cmから50cm位?)の囲いを作る。杭で固定。ポットのトレイ6~8個分のスペース。この上にビニールトンネルを掛ける。トンネルを二つに分けるとよいのではないか。さつま芋の芽だし用にも使う。5月の連休の頃には、温床をつぶし場所を変えて、堆肥として積み直して、再発酵させる。
育土:堆肥、土、ピートモス(酸度調整)の混合(が今年うまく行けば)これでいく。保湿性と通気性が重要。
ポットに入れる育土の量に注意する。固まると良くないようだ。
プラグイントレイ:最初からポットに蒔くとスペースを食う。箱蒔きは鉢上げが面倒だし、苗が痛みやすい。プラグイントレイなら、スポット抜けて鉢上げまたは定植ができるのではないか。今やっているのでその結果を参考にする。
播種時期:3/中(ピーマン、獅子唐、茄子)、3/末(スイカ、メロン、レタス類?)、4/初(胡瓜、ニガウリ、バジル)、4/中(インゲン?)ポケット発芽(1週間、発芽したらすぐ)
水やり:水が切れると生育が悪いようだ。土が少ないとすぐ乾くので注意。2日1回、底面給水がよいかな。ピートモスを加えてやると、表面が固まらないようだ。酸度調整が気になるが未測定。

(5/9)


胡瓜の箱蒔きは、うまくいかない。根が伸びていない。葉が混んでしまうのか、乾燥しやすいのか。あるいは蒔くのが早かったので、寒さで育たなかったのか。ポット蒔きがよいだろう。
ポット用の用土にピートモスを混ぜてみよう。酸度は蛎殻石灰を試し、測定をしてみる。
枯れ葉の踏み込み温床は、姉がやっているような山積み方式がざっくばらんで良いかもしれない。トンネルの下は一度温度が下がるとやり直し(発酵材の追加など)ができないが、山積みなら切り返して糠を足してもよい。日当たりの良い場所を選ぶこと。薩摩芋は直接、堆肥の山に伏せ込む。
(5/4)


来年のために、苗作りの反省をもう一度まとめておく。
踏み込み温床は、温度管理が難しい。苗の量が少ないので他の楽な方法を試す。
ポケット発芽+地床+トンネル(茄子、ピーマン、唐辛子、トマトスイカ、メロン)3月15日に開始 (長期、水やりの手間が少ない)
あまり沢山作らず、半分は直播きにしてもよいかもしれない。
トンネルの長さを今年の倍の4mにする。
胡瓜は4月初めにポット蒔き+トンネルかコールドフレーム。
インゲンは4月末に直播き。
(以下、今年の状況を見ながら加筆していく)


ポットの土がどうも硬く固まりすぎている。水をやると加湿になっているような気がする。籾殻やその薫炭が効果的なようだが、手元にない。ピートモスはどうかな。酸度調整済みのものである必要がありそう。あるいは堆肥の分量を増やすとか、鹿沼土の細かいのをいれるとか。いずれにしろ、研究の余地大だ。

苗作り

踏み込み温床で苗作りを始めたのが3/24。最初の10日間くらいは温度が上がっていたが4月に入ってから下からの熱はもう上がってこないようだ。米糠の量が少なかったせいだろう。それでも日中は晴れれば40度を超す温度になるので、ビニールの裾を開けるようにしている。
今日は、苗を全部取り出して、水やりや草取り、一部はポットへ移植といったことをした。
箱蒔きのインゲンは、15cm位になって本葉2,3枚。これは植え付けた。間を60cm開けて植えた。胡瓜と混植する予定。少し植え傷みしたようで葉が萎れかかったのもあった。
スイカ、メロンはやっと数日前に芽が出て双葉が開いたところ。
茄子、甘唐辛子もまだ2cmくらい。
ピーマンが発芽していない。土を少しほってみると根が伸びていてもう少しで芽を出しそう。
トマトは5cmくらい。
胡瓜も双葉が出たばかり。
反省点としては、
(1)ポットや箱の育土をもっと詰めて固くすべきだった。
(2)水やりを遠慮し過ぎた。乾かないようにしなければ行けない。たらいやバケツの水にポットや箱ごとつけて下から給水した方がよい。じょうろはすぐ詰まるし、土の表面が固まるので。
(3)インゲンは箱蒔きは移植時に根が傷む。ポット蒔きだと場所を取る。直播きのほうが楽。3/24の播種は少し早すぎるかも。育苗なら4月初め、直播きなら5月にはいってから。
(4)3/24にいっぺんに蒔かず、種類毎に適当な時期を選んだ方がよい。(温床の温度をどれだけ長く保てるかが難しいが)
(5)温床の温度が1週間くらいで下がってしまった。米糠が少なかった。また温床の場所の日当たりが良くない。
(6)ポケット発芽や屋内で電気マットで発芽させる方法も良いのではないか。なにしろ茄子、ピーマン、シシトウ、スイカ、メロンなどは発芽に温度が必要で日数もかかる。ピーマンは2週間たってもまだ発芽しない。ポケット発芽(ポケットで温める)は、5日前4/3からやってみている(茄子、ピーマン、シシトウ、メロン)。

反省点の追加(4/12)
箱蒔きは止める。ポット上げで根が傷みやすい。半白キュウリは箱の中で移動しただけで痛んでしまった。
全てポットで良いのではないか。いずれポットに上げるとすればスペースは同じだけかかる。
本には育苗は30℃を超えないようにし、25~20℃くらいまで下げる。暑いと葉が大きくなり根が伸びないとある。
踏み込み温床は、4月に入ると日差しで温度上昇が激しい。40℃を超える。毎日開け閉めするのは大変。
昔、茄子をトンネルで地床育苗してうまくいったことがあった。水やりの手間がなくて良かった。
コールドフレームはハッサクの枝が1/3程かかってきて、日照がやや悪い。どちらも移動はできない。
売っている苗は大きいな。プロは2月から苗作りをしているのだろうな。トンネルで重油を炊いていることだろう。
姉は草の堆肥の山の上で苗作りをしている。薩摩芋もこの中に伏せている。ただ沢山は作れない。
ビニールハウスを造るという案もあるが、風が強い場所なので不安だ。(今日はここまで)

寺台の葱と人参の発芽確認。藁をはずす。
昨年の冬用の購入苗のキャベツは結局結球せず。先週から薹立ちした芽を収穫して食べている。11月頃に定植したキャベツは元気が出てきた。
裏の蕗は、きゃらぶきとのぶき(?)の2種類が混ざっていると姉に教えられた。きゃらぶきのほうが色が薄くい。これは小さいうちにとり煮付けすると良く(大きくなるとおいしくない)。のぶき?(実家の庭から移植したものだと思う)のほうがおいしいとのこと。姉が販売用に取りに来た。

踏み込み温床で苗作り


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