万福寺人参が発芽

いままで小麦の籾殻や草などを覆って発芽させていたが、今年から藁を切らずに被せるやり方に変えた。最初の3日間は晴れで水を夕方一回掛けたがその後雨が2~3度降ったこともあり、一斉に発芽した。今日は藁をどけて陽に当たるようにした。
これは万福寺人参で1mも長くなる品種。春に畝の下を深く掘ってあり、出来が楽しみだ。

発芽した人参の双葉が敷き藁の間から出てきた
発芽した人参の双葉が敷き藁の間から出てきた

夏蒔き人参の播種は梅雨開け前の最後の雨を狙う。去年はそれを逃し苦労したが、今年は早めに蒔いておいたので、播種の数日後には雨に当たり発芽がうまくいった。籾より藁が良いこともわかったので、そのためにも小麦を作らなければ。

黒餅とうもろこし

黒餅とうもろこし
採れたてのとうもろこしが今日の朝食。ほんのり甘く、その名の通りモチモチした食感。甘過ぎず、御飯がわりにもなります。
昔からの品種でF1(雑種1代)ではないので種が採れるのもありがたいですね。

市販されている種はほとんどがF1です。とても甘いのですが、私は甘すぎると感じることもあり、もっとすっきりした味のトウモロコシがあっても良いなと思っていました。
それにとても甘いので収穫時時期になると狸やハクビシンの狙われます。作っても半分以上やられてしまうことが多かったので、あまり作らなくなっていました。
この黒餅とうもろこしはそれほど甘くないので、大丈夫のようです。今年、未熟な実を一つ囓(かじ)られましたが、美味しくないと思ったのでしょう、その後無事です。
日本では種はF1ばかり。アメリカでは遺伝子組み換えトウモロコシばっかりになっているようです。
とうもろこしに限らず、種はF1ばかりになりました。そうした状況についてはこの本が警鐘を鳴らしています。興味のある方は是非読んで下さい。