玉葱植え付け

昨年秋に蒔いた玉葱は、11月の内には大きくならなかったので、冬越しさせた。まだ細いけれど(5~7mm)、玉葱はたくさん欲しい(買った玉葱は美味しくない、変な甘さがある)ので、移植した。B4の人参の後に植え付け。B1の大蒜の条間にも小苗を植えた。育つかどうかは分からない。どちらも無肥料。B4の畝はカラスノエンドウが繁茂して耕すのが大変だった。

せっかく作った作付け計画だが、固定種・無肥料・連作というこれまでのセオリーとまったく逆のことを今年は試みることにしたので、再度計画を作り直しする。

春の種まき

昨日は寒く、畑に出る気にならなかった。今日は、風も弱く、少し暖かくなってきたので久しぶりに畑に出た。朝は霜柱が立ったと姉が言っていた。
この冬はとにかく寒く、例年より2~3週間、暖かくなるのが遅れているように感じる。

コールドフレームに固定種(野口種苗)の東京南瓜、真黒茄子、ポンデローザトマト、四葉胡瓜を箱蒔きした。椎茸の原木の崩れたのを土と混ぜて床土とした。今年は、苗を買わないでやって固定種の種中心でやってみようと思う。失敗して収穫がないかもしれないが。

寺台の畑にでは、苺の草取り、グリーンピースの草取り、黒田5寸人参・汐留晩生葱(野口種苗)と手持ちの葉物(小松菜、春菊、その他)をばらまき。

帰りに姉の家により種の話(F1と固定種)をして、今日蒔いた固定種の種を上げた(あずけた)。地粉のうどんをご馳走になった。

種まき計画

今年は、固定種の種を11種類を購入した。この種の播種計画から立てよう。
「固定種野菜の種と育て方」を参考。

相模半白胡瓜:P71、冷床で4B~5B、本葉で12cmポット上げ、透明マルチ(私はやらない)、ネット、直蒔きなら5月に入ってから。
四葉胡瓜:P78、同様、溝植え
東京南瓜:P91、3月中、トレイ蒔き、4枚目でポット上げ、1m間隔植え付け、4枚目の葉の芽を摘芯、3本仕立て
真黒茄子:P55、温床がないので、4月に入ってから冷床に蒔き、ポットに上げる。
中性三河島枝豆:5月、直まき(狭いところに5cm間隔で播種して移植も良い)
旭大和西瓜:P89、4月初め、トレイ蒔き、ポット上げ、
黒もちトウモロコシ:4月初め~7月梅雨明け
ポンデローザトマト:冷床で3月中、露地は5月以降
黒田5寸人参:春3,4月、夏7,8月
汐留晩生葱:春、秋の彼岸前後
大浦太牛蒡:春3~5月、秋9~12月

作業予定:
3月中に播種:南瓜、トマト、人参B1、葱D3、葉物D1(手持ちの種)
裏は連作をベースに作付けを見直す。
苺ビニール掛け(片側)

固定種・無肥料栽培と連作、炭素循環農法

固定種の野菜を無肥料栽培するには連作が条件になるようだ。「固定種野菜の種と育て方」を読むと、連作と種採りをすることで、肥料分が抜けていくと同時に種が土壌に慣れてくるとのこと。全ての種類の野菜で連作を本当にするのだろうか?
エンドウやスイカなど連作を嫌うものも連作できる(すべき)なのか?

たねのお話からのメモ。
「岩崎さんちの種子採り家庭菜園」という本に種採りが詳しく解説されているそうだ。
セルトレーというのを種まきに使ってみよう。
種芋をポットに植え付けるやり方もある。
こぼれ種が一番よいというが、交配の問題があるでしょう。
のらぼう菜というのは食べたことがない。
種まきのときに何年分か混ぜるそう。形や味の良いものばかりでは病気に弱くなる?
種採りは、その後数日晴れる日が続くと良い。

炭素循環農法というのもあるらしい。「たんじゅん農法」ともいう。
現代農業の記事によれば「肥料分はいっさい入れず、廃菌床やチップや半生の草など炭素率(C/N比)の高いものをひたすら大量に投入していくだけで、慣行農法の2倍の収量を上げられる――。」というもの。

肥料は入れずに炭素比率の多いものを載せ、じわじわと分解させ、余分な肥料がない状態にする。腐敗しないなら、なんでも、いくらでも入れていいそうだ。剪定くずのチップ、草、野菜など。枯葉も良いのでは。
「炭素資材を入れるたびに床を数cmかき混ぜたほうが、糸状菌に早く分解されるのでいいようだ。」
たんじゅん農法の広場とうサイトに関連記事や実験報告などが多いようだ。う~ん、内容がとても豊富だ。QAの項、とても分かりやすい。
今日はここまで。次回は、この記事から

じゃがいも植え付け

この冬はとても寒く、なかなか暖かくならず、梅の開花も遅れていたが、雨上がりの昨日は3月下旬の陽気となり、とうとう春が来たような気持ちになった。真光寺池までジョギングと散歩では、ジャンパーも薄手のセーターもすぐ脱いでしまった。
今日は、まだ早いかもしれないがじゃがいもを植え付けた。男爵、ベニアカリ、ムサマルの3種。土手際のA1の畝に4列。ちょっと畝間が狭かったな。肥料はなし。土手際の篠掘りに手間取った。
麦の畝間に葉物を蒔いてみた。それて芽の出た玉葱も幾つか植えた。

無肥料、固定種使用、自家採種、連作の実験計画

ここ2-3年は、不耕起の草取りをあまりしない自然栽培を試みてきた。肥料は少なめだが、果菜類にはそれなりに与えていた。その評価や反省は別の機会として、固定種の種と無肥料栽培に興味が湧いたので、これから2-3年は、これを試してみようと思う。これがうまくいったらスゴイことだ!

自家採種計画:野口種苗に注文した固定種(南瓜、西瓜、枝豆、トマト、葱、牛蒡、人参、茄子、胡瓜2種、コーン)の自家採種を行う。また、今まで自家採種をしている小麦、空豆、エンドウ、グリーンピース、落花生、里芋、八頭に加えて、ルバーブも種をとって増やそう。

作付け計画の修正:連作を避けた計画にこだわらずに、連作部分を少しずつとって、実験してみよう。里芋、トマト、人参など。

無肥料栽培:西瓜や南瓜など果菜に肥料を上げないのは不安があるな。今年は半分を無肥料で実験してみよう。

無肥料栽培と自家採種

野口種苗店のサイトから無肥料栽培関連のサイトの幾つかに行き着いた。
まずは野口種苗店サイトの記事「究極の自家採種/無肥料栽培の驚異!」から:
関根さんと言う方の無肥料栽培を紹介している。無肥料栽培といっても不耕起ではなく、ビニール資材も使う。豆科も里芋も無肥料だと連作らしい。茄子が連作3年目だとか。真黒茄子を自家採種している。
連作すればするほどよくできるっていうんだから不思議ですよね。連作によって、その作物に必要な微生物が増えるから。なんて言われてるんですが、大学の先生に土を調べてもらっても、よくわからないらしいです」

「胡瓜では、自家採種のときわ地這が元気で、購入種子の奥武蔵地這胡瓜が虫で弱っている」とのこと。
まだ無肥料栽培をやっている人はほんとに少なそうだ。これをやるには自家採種が鍵になるようだ。
私の野菜作りもマンネリになってきたので、無肥料栽培に挑戦してみよう。耕起とはビニール資材は私はほとんどしないし、草取りもあまりしない。放任自然栽培的なやり方でも上手く行くのか良くわからない。

サユールイトシロというブログの持ち主も無肥料で栽培するプロの農家のようだ。


このサイトは無肥料栽培の記録が詳しい。
きょうはここまで。

タネが危ない」を購入した。

種チェック

四季蒔き:小松菜、子蕪
春蒔き用:ベビーサラダミックス、水菜、春菊、チマサンチュ、葱?、枝豆x3、つるなしインゲン、ピーターコーン230、黒ごま、オクラ?、チンゲンサイ、地這い胡瓜、
ハーブ:バジル、コリアンダー、他
夏蒔き用:ブロッコリー、キャベツ、つるな
秋まき用:秋まき牛蒡
青首大根総太りx3、60日白菜、75日白菜、日本ほうれん草、聖護院大丸蕪

買う種:人参、南瓜、トマト
買う苗:西瓜x5,


在来種を検討する:
野口の種が面白そう。
種の話あれこれは、面白うそうだ。読んでみよう。
農園サユールイトシロに種の話(野口さん)のUstream Videoあり。種があぶないという趣旨の話しだ。一時間のビデオだが、とても参考なった。固定種がどんどん無くなっていき、F1と遺伝子組み換え種子だけになってしまう恐れがあるとのこと。この問題をもう少し、フォローしてみよう。今日はここまで。


東京南京南瓜、旭大和西瓜、中生三河島枝豆(大豆用でも可)、ポンデローザトマト、
黒田五寸人参、汐止晩生葱、早生真黒茄子、大浦太牛蒡、針種ミンスターランド(ほうれん草)
以下を注文した。
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No.5017 固定種野菜の種と育て方/野口勲、関野幸生 1890円 × 1
No.1015 東京南瓜 300円 × 1
No.1008 旭大和西瓜 300円 × 1
No.1068 中生三河島枝豆 300円 × 1
No.1024 ポンデローザトマト 300円 × 1
No.0038 汐止晩生葱 300円 × 1
No.1037 大浦太牛蒡 300円 × 1
No.1043 黒田五寸人参 300円 × 1
No.1018 早生真黒茄子 300円 × 1
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