新潟郷土料理(新潟旅行その3)

農家民宿の夕飯に郷土料理が出てきた。一つは「のっぺい汁」(写真刺身の左)。「のっぺ」と呼んでいた。いろいろな野菜を入れた汁です。けんちん汁のように出汁と塩で味付けをするようです。野菜をたくさん食べるには良い料理なので、こんど作ってみようと思います。
もう一つは「えごねり」。エゴ草という海藻を煮て羊羹のように固めたもの(甘くはない)で、海苔の香りがしました。あとで調べたら、新潟の代表的な郷土料理のようです。
民宿のご主人は元々は料理のプロ。味噌、醤油も作り、料理の仕出しもするとのこと。玄米と味噌を買って帰りました。
帰りの高速道路SAで、名物「笹団子」を買い家で食べたら、よもぎの香りがしてとても美味しかったです。2014年8月17日

のっぺい汁(左)。いろんな野菜が入っている。

えごねり。海藻のほのかな味と寒天のような食感。ほかに、かにともずく。

シッタカ貝の味噌汁(新潟旅行その5)

新潟旅行3日目の最終日は柏崎の小さな海水浴場(西鯨波)で磯遊び。潜ってシッタカ貝を取りました。ちなみにシッタカ貝の名前の由来は尻高な形から来ていると聞きました
シッタカ貝はアワビやトコブシと違ってあまり深くない岩に堂々と張り付いているのでちょっと潜るだけで簡単に集めることができます。これを塩ゆでにすると美味しいのです。
採ったシッタカ貝を持ち帰り、味噌汁にしました。磯の香りがして、口の中に広がります。楊枝を使って身を全部取り出すにはコツがいりますが、ビールを飲みながら身を取り出して食べるのが楽しいのです。2014年8月19日

シッタカ貝

味噌汁にしてみた

楊枝で身を取り出すのは難しい

農家民宿に泊まる(新潟旅行その2)

柏崎から内陸に15kmほど内陸に入った所、田んぼと低山に囲まれた農家民宿に泊まりました。
一日に泊める客は一組のみなので、2人で貸し切り状態です。2階に八畳間が四つと六畳間が一つあり、ご自由にお使い下さいと言われた。周囲は民家が少しあるほかは田んぼが広がっています。聞こえるのは蛙の鳴く声や虫の声だけ。二階から目の前に広がる八戸田を眺めることができます。家の前の池には殿様蛙やメダカが…。
農家民宿は宿の人と客が一緒に食事をするのがスタイルのようで、宿のご夫婦と向き合っての食事。民宿経営の苦労話や料理の話などを伺っているうち話が弾んで夜の10時を回りそうになってしまいました。2014年8月17日

8畳間が4つに6畳間が一つ

縁側から八戸田を望む

宿の前庭に池があり、トノサマガエルが泳ぎ、メダカもたくさんいる。

八戸田から民宿を見る。冬は毎日、雪掻きに明け暮れるそうだ。

民宿のご夫婦と向き合っての食事。これは朝食。