蒟蒻(こんにゃく)作り

久し振りに蒟蒻を作る。明後日の豚汁のため。
昔やっていた方法(ミキサーでつぶし、火に掛けて、かき混ぜる、凝固液を入れる)とは違う方法でトライする。こちらの方が一般的な方法かもしれない。
1. 材料
・蒟蒻芋 500g
・水(1.5リットル)程度
・凝固剤(精製ソーダ)8g程度
2. 芋の皮を剥き、切り分けて、すり下ろし、50℃に暖めたお湯に入れていく。時々、泡立て器でかきまぜ固まらないようにする。30分放置する。
3. 凝固剤を水に溶いておく。
4. 手で力強くかき混ぜる。1分程度で粘りが出て、糸を引くようになったら凝固剤の液を一気に入れ、手でかき混ぜる。玉蒟蒻なら丸める。板蒟蒻ならバットにいれる。30分放置する。
5. 板蒟蒻は切り分け、お湯で30分煮る。そのまま冷まして保存する。
注意:すり下ろす時はゴム手袋をすること。素手ではかゆくなるで芋がてから滑りやすい。
ミキサーを使うよりおろし金ですり下ろす方がむしろ簡単ですね。ミキサーだと何度かにわけないといけないし、水洗いなどの手入れも面倒。

臼と杵 餅つき手順メモ

柿生ショパンピアノ教室「お楽しみミニピアノ発表会(12/14)」の後、そとで食べて遊ぶ企画をしています。今年は、久しぶりに大釜(直径60cm)で豚汁を作ります。
また、臼と杵を買いました(写真)ので餅つきにも挑戦します。お楽しみに。一般の方も参加可能ですのでどうぞ。

臼と杵

さて、臼と杵は用意できたものの、それだけで餅つきはできない。
竈、せいろ、すだれ、布巾なども用意が必要。
餅つきの方法については以下のサイトに詳しい説明がある。
お餅のつき方決定版!うすいちくんの“はじめてのもちつき講座”
この記事を参考におおよその手順をメモっておく。
(1) 前日:餅米3升(1.5Kg/升として4.5Kg) 30人分を用意。2回に分けてつく。
(2) 餅米を前の晩に水に浸けておく。
(3) 当日:臼に水を張っておく。杵も水につけておく。お湯を一杯使うので用意しておく。
(4) 蒸し始める1時間前にセイロやざるに揚げて水分を切る。
(5) 釜にお湯を沸かし、米は2つに分けてせいろに入れる。一段目を釜に乗せる。2段目は25分後に追加。
(6) 乗せてから50分で蒸し上がる。火力は超強火で。食べてちょうど美味しいくらいの固さに。
(7) 餅つきの10~15分前になったら、臼、杵をお湯で温め、湯を2~3回ほど入れ替え、臼と杵を十分に温める。
(8) 餅つき開始:臼のお湯を捨て、軽く拭く。
(9) 杵でもち米をつぶしこねる。体重を掛けて米粒がだいたいつぶれればOK。途中で杵に付いたもちを取る。
(10) 杵でつく。杵にもちが付くようになったらお湯で湿らせる。
  返し手はぬるま湯で手を湿しながら、もちを折り畳むように中心に集める。
  途中に餅全体を持ち上げひっくり返す(1~2回)。粒がなくなってなめらかになったら出来上がり。

その他必要なもの
・もち取り粉(もちとりこ)…上新粉でもOK。のしもち用。
・バケツ(2~3個)…杵用とたわし用、水すて用。
・手桶(ておけ)・ボール…手水用。
・のし板。今回はのし袋というのを買った。

食べるときに必要なもの
・あんこ
・大根おろし
・海苔
・きなこ

作業分担
リーダー:全体指揮、臼、杵の準備・管理。餅つきも。
火の番:蒸し時間の管理も。つきっきりで火の番。
お米係:お米を研いだり、セイロにセットしたりと、お米の管理をする。
お餅係:お餅をちぎったり、調理をする係です。手があいている人みんなでやる。返し手もする。

お餅がつけたら
あんころもち、きな粉もちのとき:お湯で湿らせたボールかパットに取る。ぬるま湯で手を湿らせながら、一口大のおもちを親指と人差し指で作った輪を締めて切り、あんこやきな粉の中に入れる。
のしもちや大福もちのとき:もち取り粉をたっぷりふるったのし板、なければお盆などに取る。のしもちは粉を振って手で延ばして冷めて堅くなったらOK。

臼・杵の片づけ
・臼と杵はつき終わったらすぐにお湯とたわしで洗う。
・臼は横にして2日ほど陰干しする。

失敗しないために
・1回につく量が少ないとだめ。2~2.5Kg位がよい。
・前日に研ぐのを忘れるな。
・臼を杵で直接当たるように(乱暴に?)つくと臼も杵も傷む。
・鏡もちを作るときは固く蒸して粒が残るくらいにつく。
・蒸しすぎるとおもちがトロトロになる。
・子供に最初からつかせると手間取って冷えてしまって失敗するので、つき上がってから子供につかせる。

チョコレート?

プレゼント用にむかごを小袋に入れてみました。11月27日

むかご

7袋用意してお箏の方々に配りました。昔食べたことがあると、懐かしがる方が意外と多かったですよ。ご年配の方からは、お米に入れて炊くとき少々の塩とお酒をいれると良いですよ、と教えていただき、さっそくその通りにしています。このところ我が家では毎日、むかごご飯です(玄米+玄麦+むかご)。

うちのポトフ

冬の朝は暖かいポトフで朝食。菜園で採れた人参、玉ねぎ、ジャガイモ、里芋、薩摩芋、大根、蕪、落花生、トマトにムカゴ。それに豚肉。そのほかに、コンソメ、黒胡椒、米油、バター、ワイン作りの残りのもろみ、オレガノ、にんにく。薄味にしてたくさんいただきます。(11月18日)

うちのポトフ

Hさんから「先日、永平寺の厨房の話しをテレビでしていました。野菜などのへたなど普段使わないものまでも全て集めて煮込んで出汁をとるそうです。」というコメントをFBでいただきました。

どちらかというと私は面倒くさがり屋なので、いかに手間を省こうかと考えて、薩摩芋の尻尾は切らないし、ジャガイモの皮は剥かないし(食べる時に取る)、人参の皮も剥きません。例えば、おでんを作るときのゆで卵は、生卵を丸ごと一緒にいれて煮て、食べるときに殻剥きします。里芋は皮むきせずに蒸かすと、食べるときにするっと剥けますよ。