山桃のワインで乾杯!
まだ熟成していませんが待ちきれず呑みはじめました。アルコール分は、普通のワインの半分位かな。酸味が効いていてなかなかいけます。手作りワインは二日酔いすることもあるので、今日はあと一杯だけにしておこう。
万福寺人参が発芽
いままで小麦の籾殻や草などを覆って発芽させていたが、今年から藁を切らずに被せるやり方に変えた。最初の3日間は晴れで水を夕方一回掛けたがその後雨が2~3度降ったこともあり、一斉に発芽した。今日は藁をどけて陽に当たるようにした。
これは万福寺人参で1mも長くなる品種。春に畝の下を深く掘ってあり、出来が楽しみだ。
夏蒔き人参の播種は梅雨開け前の最後の雨を狙う。去年はそれを逃し苦労したが、今年は早めに蒔いておいたので、播種の数日後には雨に当たり発芽がうまくいった。籾より藁が良いこともわかったので、そのためにも小麦を作らなければ。
黒餅とうもろこし
黒餅とうもろこし
採れたてのとうもろこしが今日の朝食。ほんのり甘く、その名の通りモチモチした食感。甘過ぎず、御飯がわりにもなります。
昔からの品種でF1(雑種1代)ではないので種が採れるのもありがたいですね。
市販されている種はほとんどがF1です。とても甘いのですが、私は甘すぎると感じることもあり、もっとすっきりした味のトウモロコシがあっても良いなと思っていました。
それにとても甘いので収穫時時期になると狸やハクビシンの狙われます。作っても半分以上やられてしまうことが多かったので、あまり作らなくなっていました。
この黒餅とうもろこしはそれほど甘くないので、大丈夫のようです。今年、未熟な実を一つ囓(かじ)られましたが、美味しくないと思ったのでしょう、その後無事です。
日本では種はF1ばかり。アメリカでは遺伝子組み換えトウモロコシばっかりになっているようです。
とうもろこしに限らず、種はF1ばかりになりました。そうした状況についてはこの本が警鐘を鳴らしています。興味のある方は是非読んで下さい。
山桃のジャム、ゼリー、羊羹、ワイン
春の大雪で太い枝が折れて半分になってしまった山桃の木でしたが、今年もたくさんの実をつけ、ジャム、シロップ、ジュース、ゼリー、羊羹とずいぶん楽しませてもらいました。
今日はジャムの瓶にラベルを貼りました。小瓶ですが全部で25本です。
締めくくりは山桃のワイン作り。現在発酵の3日目です。耳を澄ますとペットボトルの中で発酵の泡(二酸化炭素ガス)がプチプチを音を立て、表面は小雨の降る池の表面のようで見ていても楽しいです。
パン作り用のイースト菌を使いましたが、ワイン作り用のイースト菌が販売されていることに気づき、もうすぐ収穫できそうな葡萄のワイン仕込み用に注文しました。
山桃ワインが飲めるのは早くて2~3週間後。楽しみです。
山桃のジュースに砂糖を足して暖めてゼラチンや寒天を加えてゼリーや羊羹を作りました。
山桃は堅い種があり、果肉(ジュースの入った房)がしっかり種にくっついていて取るのが難しいです。今までは蒸かし器の上の器に入れて手で絞っていましたが、果肉は取れず、ジュースばかりになってしまいました。そうするとジャムにするのが難しいです。いくらに詰めても適当な粘度が得られず、砂糖で粘度を上げようとすると水飴みたいになってしまう。そのため、ルバーブを混ぜて粘度を確保するようにしていた。
今回、山桃の実を水を加えて煮てから絞る方法をやってみました。果肉がかなり取りやすくなるようです。果肉が加わるとジャムがとても作りやすくなる。果肉がたくさん混ざったジュースでジャムやシロップを作ったら、少ない糖分でそれらしい粘度が得られ、舌触りも良く、ずっと味が引き立ちました。写真の羊羹は果肉がたくさん入っていてとても羊羹らしくなりました。
山桃はジュース絞りにものすごく手間がかかるので何か良い方法はないかとネットで調べてみるとミキサー(フードプロセッサ?)で果肉と種を分ける方法もあるようですが、器械を持っていないし詳細が分からないので試していません。今後の課題です。
三つ編みニンニク
ニンニクの残りを収穫しました。先に収穫した分は茎を切り落としてしまいましたが、たくさんのニンニクを編み込んだものをどこかで見たのを思い出し、やってみようと思い、茎を切らずに残してあります。
まずは、ニンニクを掘り出したらすぐ根を切って薄皮を剥いてしまいます。乾くと剥きにくくなってしまいます。そうすると泥だらけのニンニクが真っ白になり見違えるようです。
さてニンニクを編み込むにはどうしたらよいか。ワイフに三つ編みの仕方を教わり、これでいこうと思ったがニンニクは3個以上あり、どうすれば良いのか迷った。4つ編み、5つ編み…ってどうすればよいの?しばし考えて、何本あっても3本の組に束ねればよいことに気づいた。
う~んへんだな。そうか、いっぺんに編み込まないで、編みながらニンニクを足していけばよいのだな。その結果の作品がこれ。
もう茎付きにんにくがなくなってしまったので、これでおしまい。お勝手の天井にこの様につってあります。来年は、もっと美しい作品を作るぞ。
小麦の脱穀
梅雨に入ってから今日は一番の晴れ。いつやろうか迷っていた小麦の脱穀を決行。姉の所有する「足踏脱穀機」が威力を発揮する。これは中国製だけどなかなか良くできている。2時間半の作業で脱穀と選別(姉に手伝ってもらったが)が終了。30Kg弱の収穫。今後、良く干して乾燥させてから、製粉する。去年までは姉の分と合わせて、外に製粉を頼んでいたが安くないので、製粉機を買おうかと考えている。
それにしても、ずいぶん悠長なことをやっていると自分でも感心する。アメリカ産の小麦の栽培に比べたら恐らく単位重量あたり2桁から3桁多い手間を掛けているのではないかな。それでも小麦を作るのは、安全(無農薬)で美味しいし、それに畑の輪作や土作りにも必要だからです。藁は敷き藁として、籾殻は人参の種を蒔いた上に乗せて乾燥を防ぎ発芽させるのに役立ちます。
人参の花とカナブン
The flower of carrot with a drone beetle on it
人参の花とカナブン
種採り用に植え替えた万福寺人参の花が咲きました。まるで菊の大輪のようです。花の上に陣取った一匹のカナブンが夢中で何か食べています。よく見ると花の蜜を吸っているようです。カナブンは大の甘党ですから。蟻もここまで登って来て、やはり蜜を集めているのでしょうか。梅雨の頃はこうした近景に思わぬ小宇宙を発見することがあります。
玉葱収穫+薩摩芋の苗作り
2~3日前に葉が倒れ始めたと思って、今日気がついたらほとんど葉が倒れている。このところ晴天で真夏日が続き、一気に茎が枯れ始めたようだ。5月の末から異常な暑さが続き、関東地方では昨日あたりから暑さは和らいだが、北海道では37℃といところもあったようだ。
今年の玉葱のできはいかに。大玉は2割、中玉5割、小玉3割といったところか。肥料が少ないわりには上出来ではないか。明日は大雨ということなので、2畝の玉葱をほとんど収穫した。
一般には黒いマルチを敷くのが普通。私はマルチは敷かないで、草や麦を敷いて、生えてきた草は手で取っている。とっても手間がかかるが、とても美味しい玉葱になるような気がする。敷き藁で乾燥を防ぐと玉の肥大が良くなるようだ。草と適度に共生させると落ち着いた自然な味になるようだ。サラダに最高です。
畑へは自転車で通っている。軽トラが欲しいと思うときもあるけれどほとんどは自転車で十分。収穫した玉葱は3回の往復で運搬完了。ローテクですね。いや電動アシスト付きなのでセミハイテクかな。玉葱はネットに入れて軒下に吊して保存する。一年何とか持たせます。少しだけ販売します。
これは薩摩芋の苗。ほとんどの人は苗を購入すると思いますが、2~3年前から苗作りをしています。去年の芋や買ってきた芋を土を入れた箱に伏せて保温して、水を掛けていると芽が出てきます。今日20本ほど切り、明日か明後日に植え付ける予定です。
今日の野菜販売スタンド(6/2)
5月中はサヤエンドウ、スナップエンドウ、グリーンピースが中心でした。
6月に入りタマネギが収穫時期になりました。ニンニクもあります。
タマネギ:自然栽培の新タマネギです。自然な甘さがあり、サラダにして食べるのが一番。
ニンニク:今年はニンニクが良くできましたが残念ながらたくさんは作りませんでした。
大葉春菊:とても柔らかいです。日持ちしないので、早めにどうぞ。
落花生:去年収穫の落花生。ねっとりしたこくのある味です。我が家では、野菜料理などに入れて食べています。すり鉢で砕いてハンバーグに入れたらとてもおいしかったです。
そのほか:スナップエンドウ、グリーンピース、サラダ用に蕪・大根・玉葱のセット。
いずれも少しずつですが、どうぞお試しください。
チェーンソーで檜の板を作る
チェーンソーの使い方に大分慣れてきました。檜の丸太を縦に切れ目を入れて、板取りしてみたところです。
まっすぐ切り進むのは難しく、何度か失敗した末にこつをつかみました。
まっすぐな板にはなりませんが、何かに使えそうです。ガーデンベンチを作ろうかとアイデアを練っています。
チェーンの刃の研ぎは難しいですね。やってもあまり切れるようにならないので、チェーンを交換しています。