うちのポトフ

冬の朝は暖かいポトフで朝食。菜園で採れた人参、玉ねぎ、ジャガイモ、里芋、薩摩芋、大根、蕪、落花生、トマトにムカゴ。それに豚肉。そのほかに、コンソメ、黒胡椒、米油、バター、ワイン作りの残りのもろみ、オレガノ、にんにく。薄味にしてたくさんいただきます。(11月18日)

うちのポトフ

Hさんから「先日、永平寺の厨房の話しをテレビでしていました。野菜などのへたなど普段使わないものまでも全て集めて煮込んで出汁をとるそうです。」というコメントをFBでいただきました。

どちらかというと私は面倒くさがり屋なので、いかに手間を省こうかと考えて、薩摩芋の尻尾は切らないし、ジャガイモの皮は剥かないし(食べる時に取る)、人参の皮も剥きません。例えば、おでんを作るときのゆで卵は、生卵を丸ごと一緒にいれて煮て、食べるときに殻剥きします。里芋は皮むきせずに蒸かすと、食べるときにするっと剥けますよ。

蒟蒻玉

直径15センチ位ありそうな蒟蒻玉。2cm大の種芋を植えてからたぶん3年経っています。このまま植えたままにして置くと、来年は食虫植物のような奇怪な花が咲いて終わりになってしまう。花を見たい気もしますが、やっぱり花より団子。蒟蒻にして食べてしまおう。これ一個で大鍋一杯の蒟蒻が作れそうです。

落花生とミミズ

一莢の2個の落花生の種から、1株に100莢以上(200粒以上)の実がなっている。しかも無肥料で。自然の力は凄い!

落花生を掘り上げると太いミミズがよく根に絡まっています。この株には4匹もいました。
耕さないで、草を適度に生やしてあげるとミミズが増えて、ミミズが畑を耕してくれます。
ダーウインは、晩年、ミミズの生態の研究に没頭したとか。周囲の人は訝しがったようですが、ミミズが大地を豊穣な土壌に変えていることを明らかにしました。耕耘機でロータリーを回したりすると、ミミズを皆殺しにしてしまいますネ。
ミミズを味方にすると、畑は肥え、農作業は結構楽になるし、気持ちも良いです。ただし、ミミズを狙うモグラがトンネルを掘って暗躍しますが。

ササコ

この当たりではササコといっているが、正式にはナラタケ(の一種のワタゲナラタケ?)。毎年、今頃になると、姉が近くのどこかから採ってくる。油で炒めてから汁にすると美味しいとのこと。今晩のおかずになる予定です。

結局炒め物になりました。コリコリして美味しいです。蒟蒻は姉の手作りのもので、市販のものとはひと味違います。

どんぐりの炊き込みご飯

アク抜き途中のドングリをワイフがご飯に入れて炊き込みご飯にしてしまいました。アクが出て、玄米にさらに茶色くなって、まるで赤飯?のようになりました。少しほろ苦いけれど食べられます。

これはクヌギのドングリ。苦みがコナラほど強くなく、実も大きくて食べるには適していると思います。去年、コナラを食べてみようと思って、煮たり、さらしたりして根気よく灰汁抜きをしましたが、とうとうアクが抜けきらず、最後はあきらめて捨ててしまいました。やはりクヌギに限ります。マテバシイはほとんど灰汁抜きがいらないらしいです。でも実が小さいですね。

去年はドングリを食べて、縄文人になった気がしましたが、今年は熊になったような気分です。
山のドングリが不作だと熊が里に下りて来るので要注意です。