木楢(コナラ)の大木を切り倒す

裏の畑を拡大するため、邪魔な木を少しずつ切り倒している。直径40cmを越える木楢があるのですが、傾いている方向に倒すと物置を潰してしまいそうなので、どうしようかここ数週間思案していた。今日、思い切って切り倒そうと決心したが、心配なのでYoutube上でチェーンソーによる木の切り倒し方を探してみたところ、たくさんあり、とても参考になった。
“felling trees with chainsaw”で検索するとたくさん出てきます。一番トップに出たのがこれ。

英語ですが、ビデオを見れば分かります。
倒す方向に、Face notch を切り込み。
Hinge とよぶ倒れる時にちょうつがいのように働く部分を残すように
Back cut を切り込みます。
詳しくは、上記ビデオをご覧下さい。

この方法を真似て、同様の手順で、切り倒し作業に取りかかった。
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Face notchが少し小さめです。
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チェーンソーが小型で、歯もなまっているので大変時間がかかりました。あと少しです。
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倒そうと計画した方向へぴったり倒れました。ヒンジの部分がすぱっと折れずに残ってしまいましたが、無事に倒すことができて、胸をなで下ろしました。
TreeCut
切り口の最大直径は42cm。年輪はだいたい50本くらい。樹齢約50年です。
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この大木の幹を細かく切って利用するにはより大型の高性能チェーンソーが必要そうです。椎茸の原木にちょうど良い太さの部分だけは何とか利用しようと思っています。

ドングリを食べてみました。

crackingドングリを食べてみました。けっこうおいしく食べられます。私が試した食べ方を紹介します。

実の大きな椚(クヌギ)の実を拾ってきて、ハンマーで叩いて殻を割り、実を取り出します。


crackedこれが取り出したクヌギの実。


akunukiあく抜きをしないと渋くてとても食べられないです。いろいろ方法はあると思いますが、鍋に水を入れて煮ます。灰を入れるとよいようなので囲炉裏の灰をひとつかみ入れました。煮た後も水を取り替えてしばらくつけておきます。毎日水を取り替え様子を見ます。あくが残っていると水が薄茶色に濁ってきます。濁りがなくなってきたら、あくが抜けているようです。
写真は、一晩水につけておいた結果です。茶色く濁っていますがこれがあくですね。水に付けておくだけでもあくは抜けるようです。毎日水を換えて、水が濁らなくなるまで続けます。1週間程度はかかるようです。

chazukeあくが抜けたドングリをお茶漬けに入れて食べてみました。味は淡泊な栗といった感じでしょうか。栗よりもこりこりしています。栄養はありそうです。ドングリが豊作の年は山の動物が太るといいますからね。


chazuke2さらにゴマを振って。


donguri-riceこれは栗ご飯ならぬドングリご飯。玄米ご飯に合います。うちでは毎日玄米を食べています。いつもは保存してあるグリーンピースなどの豆を入れて炊いていますが、豆の替わりにドングリを入れてみました。なかなかおいしく、まったく違和感がありません。ここ数日、毎日ドングリご飯を食べています。


garden今年は、ドングリが沢山庭に落ちました。これは木楢(コナラ)のドングリです。


gatheredドングリは栄養が豊富なので、ドングリを集めて堆肥に積むことにしました。あっという間にこれだけドングリが集まりました。