ドングリを食べてみました。けっこうおいしく食べられます。私が試した食べ方を紹介します。
実の大きな椚(クヌギ)の実を拾ってきて、ハンマーで叩いて殻を割り、実を取り出します。
これが取り出したクヌギの実。
あく抜きをしないと渋くてとても食べられないです。いろいろ方法はあると思いますが、鍋に水を入れて煮ます。灰を入れるとよいようなので囲炉裏の灰をひとつかみ入れました。煮た後も水を取り替えてしばらくつけておきます。毎日水を取り替え様子を見ます。あくが残っていると水が薄茶色に濁ってきます。濁りがなくなってきたら、あくが抜けているようです。
写真は、一晩水につけておいた結果です。茶色く濁っていますがこれがあくですね。水に付けておくだけでもあくは抜けるようです。毎日水を換えて、水が濁らなくなるまで続けます。1週間程度はかかるようです。
あくが抜けたドングリをお茶漬けに入れて食べてみました。味は淡泊な栗といった感じでしょうか。栗よりもこりこりしています。栄養はありそうです。ドングリが豊作の年は山の動物が太るといいますからね。
さらにゴマを振って。
これは栗ご飯ならぬドングリご飯。玄米ご飯に合います。うちでは毎日玄米を食べています。いつもは保存してあるグリーンピースなどの豆を入れて炊いていますが、豆の替わりにドングリを入れてみました。なかなかおいしく、まったく違和感がありません。ここ数日、毎日ドングリご飯を食べています。
今年は、ドングリが沢山庭に落ちました。これは木楢(コナラ)のドングリです。
ドングリは栄養が豊富なので、ドングリを集めて堆肥に積むことにしました。あっという間にこれだけドングリが集まりました。